VeroMetal®︎よくある質問

 Q.㎡塗布するのに、何キロ必要ですか?
スプレーガンで施工する場合は1キロ、左官で施工する場合には使い方によりますが、1キロから1.2キロが必要です。

Q.塗料(ペンキ)ですか?

A.95%以上の純粋な金属化合物と樹脂を組み合わせた非溶融の金属コーティング剤です。常温(20度以上)の環境下、24時間で硬化し、さらに金属そのものを粉砕して使用しているため、従来の塗料(ペンキ)とはまったく異なる製品です。

Q.金属メッキとの違いは

A.常温でどのような素材にもコーティングすることで表面を金属化できる画期的な金属コーティング技術です。使用可能な素材は、ラミネート製品・メラミン・木材・プラスチック・石膏・グラスファイバー(FRG)・FRPGRCGRP・陶器類・コンクリート・ウレタン・硝子・金属など、ほとんど全ての素材表面に金属コーティングすることが可能です。

Q.屋外でも使えますか? 耐候性は?

A.基盤となる素材が外気や風雨などに耐える素材であり、表面は金属層であるため、基本的に問題はありません。ASTM国際規格にる耐候性試験(ENISO4892-2)3000時間のキセノン光照射試験では表面剥離、ヒビ割れは認められませんでした。また通常の塗料同様、色彩の変化(経年変化など)は確認されましたが、研磨することで再び美しい金属光沢を再現することができました。

Q.コーティングしただけで金属のようになりますか?

A.コーティング後、常温(20度以上)の環境下で24時間で硬化します。金属粉は重いため沈みながら金属層を形成し、表面には樹脂層が形成されます。その表面を研磨材で磨くことで金属層を露出させます。更に研磨材の番手を上げながら研磨をくりかえすことで、更に美しい金属光沢を得ることができます。

Q.コーティング層の厚みはどれくらいですか?

A.特に基準はありません。意匠性や強度を考慮して、ご希望の厚さにコーティング可能です。経済的な塗膜の厚さは 0.07㎜~2㎜になります。

Q.収縮性・柔軟性・電気伝導性について教えて下さい。

A.収縮性:蒸発作用による収縮性はありません。
柔軟性:凝固した状態で非常に硬い被膜を形成するため、柔軟性はありません。
電気伝導性:テスター試験により電気伝導は認められませんでした。絶縁体です。

Q.コーティングできない素材はありますか?

A.発泡スチロール・ゴム・水・氷です。

Q.基本構成を教えて下さい。

A.金属粉(パウダー)・樹脂(バインダー)・硬化材で構成されております。

Q.コーティングに特殊な道具は必要ですか?

A.塗る作業には刷毛・ローラー・スポンジなど、研磨作業にはスチールウール・サンドペーパーと、一般的に市販されている物で可能です。塗る作業でスプレーを使用される場合は、ノズル口径を1.3㎜~1.5㎜でご使用下さい。

Q.コーティングする際の下地処理は必要ですか?

A.基本的にはコーティングを施す表面を、サンドペーパーなどで荒らした後に、油分などを除去すれば特別な処理は必要ありませんが、樹脂(バインダー)を素材に浸透させないために、プライマーなど下塗り塗料で下地を作ることを推奨します。

Q.塗装作業・自然乾燥させる場合について

A.当製品(「DIYKIT100」および「ProKIT(溶剤型)」)は、溶剤塗料ですので、コーティング作業と乾燥は換気をして塗装作業・自然乾燥を行ってください。

Q.コーティングや磨き作業について

A.作業時は、マスクとゴム手袋、防護メガネを装着の上ご使用ください。

Q.子供が口にするモノ(誤飲する可能性があるモノ)への塗装について

A.金属を含みますので、口にするものや小さなお子様が誤飲する可能性のあるものには塗装しないでください。

Q.アレルギーがある方の当製品のご使用について

A.皮膚に接触するとかゆくなったりかぶれたりする場合があります。肌が敏感な方、金属アレルギーの方はご注意ください。

Q.誤って目にかかった場合について

A.目にかかった時は、こすらず流水で洗い流してから医師の指示に従い、適切な処置を行って下さい。

Q.体調に異変を感じた場合について

A.当製品を使用・作業中、体調に異変がございましたら、使用を止めて医師に相談下さい。

Q.当製品ご使用後の処分につきまして

A.ご使用されました付属品(カップ・かき混ぜ棒・スポンジ)は塗料が完全硬化した後、家庭ごみとして各自治体で指定されている廃棄方法に沿って処分を行って下さい。

Q.DIYKIT100」で刷毛やスポンジで小物へのコーティング中、攪拌した材料がすぐ硬化することについて

A.小物へのコーティングで少量ずつ塗布されます際、カップ内材料も攪拌作業をしながらコーティング作業を速やかに行って下さい。